一年でもっとも昼が長い「夏至」。今年は6月21日でしたが、皆さんはどう過ごされましたか?
夏至は太陽の力がもっとも強くなる日であると同時に、そこから少しずつ夜の時間が長くなっていく、季節の「折り返し地点」でもあります。ぐんぐんと外へ向かって伸びていた陽のエネルギーが、ここからゆっくりと、内側へと向きを変えていく。そんな繊細な節目の時期です。
普段の生活の中では、こうした季節の移り変わりを意識する機会はあまりないかもしれません。けれど、こういう節目をきっかけにして自分自身を見つめ直してみると、思いがけない気づきがあるものです。
吉祥寺で占いを行う私たちのもとにも、この時期になると「最近なんとなく調子が出ない」「これからどう過ごせばいいか考えたい」というご相談で占い館にいらっしゃる方が増えてきます。今回は、夏至を過ぎたこの時期に、心がけておきたいことを3つお伝えしたいと思います。
① これまでの半年を労(ねぎら)う
1月から数えると、もう半年が過ぎたことになります。
「割と結果を出せたな」と思えることも、「思うようにいかなかったな」と感じることもあるでしょう。けれど、どちらも今のあなたをここまで運んできてくれた大切な人生の一ページです。
まずは、ここまで歩んできた自分自身に「よくがんばっているね」など優しい言葉をかけてあげてください。
② 「がんばる」から「整える」へ、意識をやわらかく切り替える
夏至を過ぎると、自然のエネルギーは「外に向かって広がっていく」段階から、「内側に向かって満ちていく」段階へと変わります。
新しいことに挑戦するよりも、今手元にあるものをじっくり見直し丁寧に磨き上げていく…そんな過ごし方がこの時期にはしっくり馴染むでしょう。
③ 「祓い」の機会を、心の節目として活用する

夏至から間もない6月末、ちょうど一年の半分にあたる日には、古くから「夏越の祓(なごしのはらえ)」と呼ばれる行事が行われてきました。その年の前半に積もった罪や穢れ、知らず知らずのうちに溜め込んでしまった心身の疲れを祓い、残りの半年を健やかに過ごせるよう祈る儀式です。一年の終わりに行われる「年越しの祓」と対になるものです。半年に一度、心と体をリセットするために昔から大切な習わしとされているんです。
この時期、多くの神社の境内に姿を見せるのが「茅の輪(ちのわ)」。茅(ちがや)という草を束ねて編み上げた、人がくぐれるほどの大きな輪が鳥居のそばや参道に設置されます。
くぐり方には古くから伝わる作法があり、輪の正面で一礼してから「左→右→左」と8の字(無限/インフィニティ)を描くようにくぐり、最後に正面の御本殿へ進む…という流れが一般的です。「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延ぶというなり」という古歌を唱える風習を持つ神社もあるようです。
とはいえ、完璧に覚えなくても案内板に沿ってゆっくり歩けば十分。大切なのは形よりも「ここで半年分の疲れを手放し、新しい気持ちで後半を迎えよう」という気持ちなんです。
もし、お近くの神社で見かけたら「心をすっきりさせよう」という軽やかな気持ちでぜひくぐってみてください。それだけで、肩の重さがふっと軽くなったように感じられるかもしれません。
もし「自分の今の状態や、これから先の過ごし方について詳しく知りたい」と感じられた方は、ぜひ吉祥寺の占い館ペンギンの森にも、お気軽にお立ち寄りください。タロットや西洋占星術・手相など、さまざまな占いを通して、2026年後半を気持ちよく歩んでいくためのヒントを一緒に探っていきましょう。(店長)
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